研修・安全大会の導入ガイド

安全大会の講師を依頼するときのテーマ・費用・準備

講師選びで失敗しないコツは、「話がうまい人」より「自社の作業に合わせた内容を、参加者が体を動かして持ち帰れる形で話せる人」を選ぶことです。時期・テーマ・費用・準備の順に整理します。

企業の研修で従業員が腰痛・転倒予防の実技に取り組む様子

この記事の要点

  • 時期:全国安全週間(7月1日〜7日、準備期間は6月)や全国労働衛生週間(10月1日〜7日、準備期間は9月)に合わせる企業が多く、依頼は1〜2か月前が目安です。
  • テーマ:自社の災害やヒヤリハットで多いものから選ぶ。腰痛・転倒は業種を問わず扱いやすいテーマです。
  • 費用:時間、内容の作り込み、人数、移動距離、資料の有無で決まります。見積もりでは何が含まれるかを確認しましょう。
  • 準備:事前ヒアリング、会場の広さ(実技の有無)、時間配分、参加者への周知を早めに決めておくと当日の効果が上がります。

この記事が役立つ方

  • 安全大会・安全衛生研修の企画を担当している総務・安全衛生担当の方
  • 毎年同じ内容になりがちで、参加者の反応が薄いと感じている方
  • 腰痛や転倒の予防を、聞くだけでなく体を動かして学べる研修にしたい方

安全大会が多い時期はいつ?

安全大会は、国の全国週間に合わせて開く企業が多く見られます。令和8年度の例では、全国安全週間が7月1日〜7日(準備期間は6月1日〜30日)、全国労働衛生週間が10月1日〜7日(準備期間は9月1日〜30日)でした(三重労働局:全国安全週間、厚生労働省:全国労働衛生週間)。このほか、年末年始の無災害運動や、冬の転倒災害が増える前の時期に開く企業もあります。

講師は同じ時期に依頼が集中しやすいため、日程が決まったら1〜2か月前には相談しておくと安心です。

テーマはどう選ぶ?

テーマは「話題性」より「自社で実際に起きていること」から選ぶのが基本です。過去の労働災害やヒヤリハット、従業員の訴えを振り返り、多いものを優先します。全国的にも、休業4日以上の労働災害で最も多い事故の型は「転倒」で、腰痛などを含む「動作の反動・無理な動作」も上位です(令和7年 労働災害発生状況の解説)。

時期と課題に合わせたテーマ選びの例
こんな課題があるときテーマの例実技の例
荷物の持ち上げ・介助で腰痛の訴えが多い腰に負担をかけない動作と作業の工夫持ち上げ方の比較、作業台の高さの確認
つまずき・滑りのヒヤリハットが多い転倒予防と足腰の衰えのチェック片脚立ち、2ステップテストなどの簡易チェック
高年齢の従業員が増えている年齢に応じた体力の変化と働き方体力チェックと職場でできる体操
冬の通勤・屋外作業がある(北海道)凍結路面での転倒予防歩き方、転びにくい身体づくりの体操

講師に依頼する前に確認したいこと

  • 講師の専門分野と資格は、テーマに合っているか
  • 自社の業種・作業に合わせて内容を調整してもらえるか(事前ヒアリングの有無)
  • 講義だけでなく、参加者が体を動かす実技を入れられるか
  • 参加人数と会場の広さに合った進め方ができるか
  • 配布資料や、職場で続けるための体操メニューがあるか
  • 見積もりに何が含まれるか(準備、資料、交通費など)
  • 研修後のアンケートや、次の取組への提案があるか

費用はどう決まる?

講師の費用は、講師の専門性に加えて、次のような要素で変わります。複数の見積もりを比べるときは、金額だけでなく何が含まれているかをそろえて比べるのがポイントです。

  • 時間:60分か90分か、複数回に分けるか
  • 内容の作り込み:汎用的な内容か、事前ヒアリングをもとに自社向けに作るか
  • 人数と形式:講義中心か、実技やグループワークを入れるか
  • 移動:会場までの距離や、遠方の場合の交通費・宿泊費
  • 資料:配布資料、体操メニュー、報告書の有無

プライズネス健康経営サポートの単発セミナーは55,000円からご用意しています。業種、内容、人数、場所に応じて個別にお見積りしますので、詳しくは料金プランをご覧ください。

当日までの準備チェックリスト

  • 1〜2か月前:日程・会場・参加人数を決め、講師に相談する
  • 1か月前:業種、主な作業、年齢構成、過去の災害やヒヤリハットを講師と共有する
  • 2〜3週間前:時間配分と実技の有無を決め、会場の広さと机・椅子の配置を確認する
  • 1週間前:参加者に動きやすい服装や持ち物を案内する
  • 当日:開始前に会場と音響、資料を確認する
  • 終了後:アンケートを集め、職場で続ける取組(体操の時間など)を決める

時間配分の一例(90分):講義30分、実技40分、質疑・まとめ20分。実技の時間を確保すると、参加者が職場に持ち帰れる内容になります。これはあくまで一例で、目的や人数に合わせて調整します。

研修を「その日だけ」で終わらせないために

研修の内容を職場で続けるには、始業前の体操の時間を決める、作業の見直しにつなげるなど、研修後の行動まで決めておくことが大切です。研修をきっかけに、職場の作業動作や従業員の身体機能を確認する取組へ進む方法もあります。詳しくは職場の腰痛対策の進め方もご覧ください。

まずは自社の状態を知ることから

安全大会や社内研修で、腰痛・転倒予防を実技を交えて学べる研修をご提案しています。日程が決まっていない段階でも、テーマや進め方のご相談を無料でお受けしています。

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よくある質問

安全大会の講師はいつまでに依頼すればよいですか?

日程が決まったら1〜2か月前には相談しておくと安心です。全国安全週間(7月)や全国労働衛生週間(10月)の前は依頼が集中しやすい時期です。

安全大会のテーマはどう選べばよいですか?

過去の労働災害やヒヤリハット、従業員の訴えで多いものから選ぶのが基本です。転倒や腰痛などの無理な動作は全国的にも多い労働災害で、業種を問わず扱いやすいテーマです。

講師の費用は何で決まりますか?

時間、内容の作り込み、人数と形式、移動距離、資料の有無などで変わります。見積もりを比べるときは、何が含まれているかをそろえて比べることが大切です。

プライズネスのセミナーの費用はいくらですか?

単発セミナーは55,000円からご用意しています。業種、内容、人数、場所に応じて個別にお見積りします。詳しくは料金プランのページをご確認ください。

研修では実技も行えますか?

はい。腰に負担をかけない動作の練習や、片脚立ちなどの簡易な体力チェック、職場で続けられる体操など、参加人数と会場に合わせて実技を取り入れます。医療行為ではなく予防のための研修です。

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この記事は、公的機関などの公開資料をもとにAIを活用して作成しています。制度や数値は変わることがあるため、ご判断の際は出典の最新情報をご確認ください。医療上の判断が必要な症状については医療機関にご相談ください。

出典・参考:
厚生労働省「令和8年度全国労働衛生週間」
三重労働局「令和8年度全国安全週間」
厚生労働省「令和7年 労働災害発生状況」